HYPEを取引所の口座の中だけでなく、自分のウォレットでオンチェーンに持ちたい、という方も増えています。
「自分のウォレットでHYPEを持つのは難しそう」「どこで買って、どうやって自分の手元に移すのか分からない」と感じて止まっている方も多いはずです。
結論から言うと、RabbyウォレットとHyperliquidを使えば、USDCからHYPEを買い、自分のウォレット(HyperEVM)に引き出すところまで完結できます。
この記事では、Hyperliquidへの接続・入金から、SpotでHYPEを買い、Rabbyウォレットへ引き出すまでを、実際の画面に沿って解説します。
ここで言う「オンチェーン取得」とは、HYPEをHyperliquidのSpot(現物)で買い、最終的に自分のウォレットで保有する流れを指します。国内取引所のように口座の中に置いておくのではなく、鍵を自分で持つ形です。
使うのはRabbyウォレットです。RabbyはHyperliquidにそのまま対応し、HYPEの保有まで1つのウォレットで進められます。
もう1つの利点は、署名の前に「何が起きるか」を表示してくれることです。送金先や金額を確認してから承認できるため、初めてのオンチェーン操作でも落ち着いて進められます。
作業は大きく4つです。接続する、入金する、HYPEを買う、ウォレットへ引き出す。
この順番で進めれば、初めてでも迷わずHYPEを自分の手元まで運べます。
| 所要時間 | 約15分 |
|---|---|
| 費用 | USDC入金額+Arbitrumのガス代(数十円〜) |
| 用意するもの | Rabbyウォレット/Arbitrum上のnative USDCとETH(ガス用) |
| 必要な金額の目安 | 10ドル相当超のUSDC(後述の最低注文額のため) |
| 対応OS | iOS / Android |
金額には2つの下限があります。入金は最低5 USDC、Spotの注文は1回あたり最低10ドル相当です。
10ドル相当を下回る注文はHYPEに変換できないため、実際に買うには10ドル超のUSDCを用意してください。
まずはRabbyでHyperliquidに接続し、買い付けに使うUSDCを入金します。ここはHYPEを買う前の土台になる部分です。

ブラウザで「app.hyperliquid.xyz」を開きます。
検索結果の広告や偽サイトは資産を抜き取られる危険があります。URLを確認し、ブックマークしておくと安全です。

画面右上の「Connect」をタップします。

接続方法の一覧から「WalletConnect」をタップします。

ウォレット一覧で「Rabby」を探してタップします。

Rabbyに接続確認が表示されたら、内容を確認して「接続」をタップします。

利用規約とCookieポリシーの2つにチェックを入れ、「Accept」をタップします。

Rabbyに「Hyperliquid:AcceptTerms」の署名が表示されます。
ガス不要の署名なので、内容を確認して「署名」をタップします。

「Establish Connection」が表示されたら実行します。これは取引を有効化するための署名で、ガスはかかりません。
接続できたら、買い付けに使うUSDCを入金します。
入金できるのはArbitrumのnative USDCのみで、USDC.eなどのラップ版は受け付けられません。

「Deposit」で、AssetをUSDC・ChainをArbitrumにし、金額を入力して「Deposit」をタップします。
※最低5 USDCから、入金額から0.2 USDCの手数料が差し引かれます。

Rabbyに承認の署名が表示されます。内容を確認して「署名」をタップします。

送る金額・チェーン(Arbitrum)・送信先を確認します。
安全アラートが表示されることがありますが、内容に問題がなければ次へ進みます。

確認できたら「署名」をタップします。

最後にシミュレーション結果を確認し、「署名」をタップすると入金は完了です。
数分でHyperliquidの残高に反映されます。
残高が表示されれば、HYPEを買う準備は完了です。

入金したUSDCで、いよいよHYPEを買います。まずは残高と口座の状態を確認してから、Spot(現物)で注文を出します。

画面下部の「Account」をタップして、口座の状態を確認します。

統合口座(Unified Account)が有効だと、SpotとPerpsの資金が1つにまとまります。
この場合「Perps ⇄ Spot」はグレーアウトし、入金したUSDCでそのままHYPEを買えます。
もし「Perps ⇄ Spot」がタップできる状態(統合していない設定)なら、先にUSDCをSpot側へ移してから次へ進んでください。

トレード画面に戻り、左上の銘柄名をタップして一覧を開きます。

「Spot」タブに切り替え、一覧から「HYPE/USDC」を選びます。
先物(Perps)と間違えないよう、SPOTの表示を確認してください。

注文タイプを「Market(成行)」、「Buy」を選び、サイズを入力して「Place Order」をタップします。
1回の注文は最低10ドル相当です。これを下回るとHYPEに変換できず、注文が通りません。

「○○ HYPE bought」と表示されれば約定です。
下のBalancesにHYPEが追加され、HYPEの保有が完了します。
このままでもHYPEはHyperliquid上で保有できますが、自分のウォレットで持ちたい場合は、HyperCore(Spot)からHyperEVMへ移します。
移したHYPEは、いつものRabbyウォレットの中で確認・管理できます。

BalancesのHYPEの行を開き、「Transfer to/from EVM」をタップします。

方向が「Spot → EVM」になっていることを確認し、HYPEの数量を入れて「Confirm」をタップします。
全部移すなら「MAX」で残高をそのまま指定できます。

Rabbyに署名が表示されます。受取先が「0x2222…2222」のためRabbyが「不明なアドレス」と警告しますが、これはHYPE移管用のシステムアドレスで、正常な表示です。
ただし他人から指定されたアドレスへの送金とは別物です。自分で開いた移管画面からの署名であることを必ず確認してください。

数十秒ほどで、同じアドレスのRabby(HyperEVM)にHYPEが届きます。
もし表示されない場合は、HYPEのトークンを手動で追加すると残高が見えるようになります。
手順自体はシンプルですが、お金が動く操作です。失敗を避けるために、やってはいけないことと安全に進めるコツをセットで押さえておきましょう。
オンチェーンの操作は、一度確定すると取り消せません。上の項目は資産を失う直接の原因になるため、必ず避けてください。
基本は「公式URLを固定し、まず少額で通す」です。流れを一度体験しておけば、金額を増やすときも落ち着いて進められます。
RabbyとHyperliquidを使えば、USDCからHYPEを買い、自分のウォレットへ引き出すところまで完結できます。大切なのは、最低額と公式URLを押さえ、署名を確認しながら少額で通すことです。
HYPEを手に入れたら、次は預けて増やす段階です。HYPEをステーキングして報酬を得る手順は、別の記事で解説します。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品やサービスの利用を推奨するものではありません。暗号資産の管理・取引はご自身の責任で行ってください。